特例第一種衛生管理者試験とは?誰が受けられる?20問の範囲・合格基準・勉強法【2026年】

執筆・編集まっく部長公開日

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第二種衛生管理者を取得した後、「第一種も取りたい」と考えたときに確認したいのが、特例第一種衛生管理者免許試験です。通常の第一種は44問ですが、特例第一種では有害業務に係る関係法令10問と労働衛生10問の計20問だけを受験します。

ただし、特例を利用できるのは「第二種衛生管理者試験に合格した人」ではありません。対象となるのは、第二種衛生管理者免許を受けた人です。受験申請時にも第二種衛生管理者免許証の写しが必要なので、この違いは最初に確認しておきましょう。

本記事では、誰が特例第一種を受験できるのか、通常第一種との違い、20問の試験範囲、合格基準、申し込み方法を整理します。さらに、公表試験問題と正式な試験範囲をもとに、有害業務2範囲をどう勉強するかまでまとめます。

先に結論|特例第一種はここを確認
  • 対象:第二種衛生管理者免許を受けた人
  • 問題数:20問
  • 試験時間:2時間
  • 関係法令・有害業務:10問・80点
  • 労働衛生・有害業務:10問・80点
  • 労働生理:出題なし
  • 有害業務以外の関係法令・労働衛生:出題なし
  • 合格基準:両範囲40%以上+合計60%以上
  • 通常受験者の問題数換算:各4問以上を確保し、合計12問以上
  • 申請:第二種衛生管理者免許証の写しが必要
目次

特例第一種衛生管理者試験とは?

特例第一種衛生管理者免許試験は、すでに第二種衛生管理者免許を受けている人が第一種衛生管理者免許試験を受験するときの試験区分です。第二種で学習済みの範囲を再度受験するのではなく、第一種で追加される有害業務に係る2範囲に絞って受験します。

試験範囲は「労働衛生(有害業務に係るもの)」と「関係法令(有害業務に係るもの)」です。通常の第一種で出題される労働生理や、有害業務以外の労働衛生・関係法令は特例第一種では試験対象になりません。

「特例第一種」という別の免許ではありません

特例第一種は受験方法の特例です。合格後に取得を目指すのは、通常の第一種受験者と同じ第一種衛生管理者免許です。

誰が特例第一種を受けられる?

特例第一種を受験できるのは、第二種衛生管理者免許を受けた人です。「第二種の試験に合格した」というだけではなく、第二種衛生管理者免許が交付されていることがポイントです。

現在の状態 特例第一種 確認すること
第二種衛生管理者免許を取得済み 対象 第二種免許証の写しを用意する
第二種試験に合格しただけ まだ対象とは扱わない 第二種免許の交付を受ける
第二種免許を申請中 免許交付後に確認 申請時には第二種免許証の写しが必要
第二種を取得していない 特例の対象外 通常の第一種受験資格を確認する

特例第一種では、通常の第一種受験時に求められる学歴・労働衛生実務経験などの受験資格証明書は不要と案内されています。第二種衛生管理者免許証の写しが、特例で受験するための重要な添付書類です。

第二種免許をまだ申請していない方へ

第二種試験に合格しただけでは、まだ第二種衛生管理者免許を受けた状態ではありません。先に免許申請を済ませてから、特例第一種の受験準備へ進みます。

衛生管理者の免許申請方法を確認する →

特例第一種の講座を先に確認したい方へ

すでに第二種衛生管理者免許を持っており、特例第一種を通信講座で対策する予定なら、現在の受講状況や学び方によって候補が変わります。詳しい比較は記事後半で解説します。

特例第一種専用のオンライン講座:
アガルート

SATで第二種を受講済み:
SAT

低価格で有害業務をオンライン学習:
オンスク.JP

※SATの特例第一種追加教材は、SATの第二種衛生管理者講座を購入済みの方が対象です。オンスク.JPは特例第一種専用講座ではありません。

特例第一種の講座を詳しく比較する →

特例第一種は20問・160点・2時間

特例第一種は、有害業務に係る2範囲だけを受験します。問題数は各10問、計20問で、試験時間は2時間です。

試験範囲 問題数 配点
関係法令
有害業務
10問 80点
労働衛生
有害業務
10問 80点
合計 20問 160点

第一種の公表試験問題でも、特例受験者は有害業務に係る最初の20問だけを解答する構成になっています。通常第一種の44問すべてを勉強する必要はありません。

特例第一種と通常第一種の違い

違いを一枚で整理すると、特例第一種の特徴が分かりやすくなります。すでに第二種免許を持つ人は、第一種で新たに必要になる有害業務部分へ学習を集中できます。

比較項目 特例第一種 通常第一種
対象第二種免許保有者第一種の通常受験資格者
問題数20問44問
満点160点400点
試験時間2時間3時間
有害業務の関係法令10問10問
有害業務の労働衛生10問10問
有害業務以外の関係法令出題なし7問
有害業務以外の労働衛生出題なし7問
労働生理出題なし10問

通常第一種44問の詳しい構成は、出題範囲の記事で確認できます。

第一種・第二種の出題範囲と問題数を確認する →

合格基準は「各4問以上」を確保してから合計12問へ

衛生管理者試験の合格基準は、科目・範囲ごと40%以上、かつ合計60%以上です。特例第一種は2範囲とも10問80点で1問8点なので、通常受験者の自己採点では各範囲4問以上、さらに合計12問以上と整理できます。

範囲最低ライン
関係法令・有害業務4/10問以上
労働衛生・有害業務4/10問以上
合計12/20問以上

12問正解しても不合格になる場合がある

たとえば関係法令9問、労働衛生3問で合計12問正解しても、労働衛生が30%なので範囲別40%の基準を満たしません。合計正答数だけを見るのではなく、最初に両方4問以上かを確認してください。

逆に関係法令8問、労働衛生4問で合計12問なら、両範囲の40%以上と合計60%以上を満たします。

特例第一種だけの公式合格率は公表されていない

「特例第一種は通常第一種より合格率が高いのか」と気になる人もいるでしょう。ただし、安全衛生技術試験協会の年度別統計では、第一種衛生管理者と第二種衛生管理者の受験者数・合格率は公表されているものの、特例第一種だけを独立させた合格率は掲載されていません。

そのため、「特例第一種の合格率は○%」といった非公式な数値だけで難易度を判断しない方が安全です。問題数が20問に減ることと、試験自体が簡単になることは同じではありません。

特例第一種の試験範囲は有害業務の2範囲だけ

衛生管理者規程では、特例第一種の試験範囲が明確に定められています。労働衛生は有害業務に係る作業環境要素、職業性疾病、作業環境管理、作業管理、健康管理などが対象で、関係法令は有害業務に係る労働基準法・労働安全衛生法関係に加え、作業環境測定法やじん肺法関係も含まれます。

この正式な試験範囲と公表試験問題を組み合わせると、次の2範囲学習マップで整理すると勉強しやすくなります。

保存用|特例第一種「2範囲学習マップ」

以下は、公式が定める試験範囲と公表試験問題で確認できるテーマを、当サイトが学習用に再構成したものです。公式の頻出ランキングや出題予告ではありません。

範囲 まとめて学ぶ内容 学習の軸
関係法令
有害業務
衛生管理体制、作業主任者、設備・保護具、化学物質規制、自主検査、作業環境測定、教育・免許、有害業務の労働条件など 誰が・何を・どの有害業務で・どの条件で
労働衛生
有害業務
有害物質・有害要因の性状、健康影響、職業性疾病、作業環境管理、作業管理、保護具、健康診断、生物学的モニタリングなど 有害要因→健康影響→環境管理→作業管理→健康管理

問題文そのものではなく、関連する知識をまとめて覚える

有害業務では、一つの物質や作業について、健康影響だけでなく設備、測定、保護具、健康診断、法令上の義務など複数の方向から問われます。個別の正答だけを暗記するのではなく、一つの有害要因について関連知識をまとめておく方が、別の聞かれ方にも対応しやすくなります。

特例第一種の勉強を5ステップで進める

特例第一種は20問なので、通常第一種より学習対象を絞れます。ただし、2範囲のどちらかが40%未満になると合格基準を満たさないため、片方だけに学習を偏らせないことが重要です。

STEP
20問の構成と合格基準を確認する

関係法令10問・労働衛生10問であることを確認し、最初に「各4問以上+合計12問以上」という自己採点の見方を理解します。

STEP
第一種の公表問題で問1〜20を解く

特例第一種専用の別問題集を探す前に、第一種の公式公表試験問題を確認します。公表問題では、特例受験者が解答する範囲が問1〜20として示されています。

STEP
2範囲を別々に採点する

20問全体の正解数だけではなく、関係法令と労働衛生をそれぞれ10問中何問取れたか記録します。3問以下になる範囲があれば、そこを最優先で補強します。

STEP
有害要因と法令を関連付けて覚える

物質名、疾病、局所排気、保護具、測定、健康診断、法令を別々に暗記しないようにします。同じ有害要因について、健康影響から管理・法令まで一つにつなげます。

STEP
両方4問以上を安定させ、合計12問以上へ

別回の問題でも両範囲が4問未満にならない状態を作り、その後に合計12問以上を安定して取れるよう△・×を減らします。

保存用|特例第一種「2範囲診断シート」

公表問題を解いたら記録する
範囲 正解数・○△× 優先度
関係法令・有害 __/10 ○__ △__ ×__ A / B / C
労働衛生・有害 __/10 ○__ △__ ×__ A / B / C
合計 __/20 12問以上か確認
状態 学習優先度 次にすること
3問以下になる範囲 A|最優先 基礎へ戻る
4問以上だが不安定・△が多い B|補強 △・×を反復する
複数回で4問以上を安定して取れる C|維持 別回・初見問題で確認する

※A・B・Cは当サイトが学習優先度を整理するために設定した区分で、公式の判定区分ではありません。両方がCでも合計12問未満なら、2範囲全体の△を減らす必要があります。

関係法令・有害業務は「誰が・何を・どの条件で」を整理する

有害業務の関係法令では、化学物質や作業名だけを覚えるのではなく、その作業で誰に何が義務付けられているのかを整理します。設備、作業主任者、測定、健康診断、教育、保護具などの条件を一つずつ結び付けます。

整理軸 確認する内容
誰が事業者、衛生管理者、作業主任者など
どの有害業務で化学物質、粉じん、騒音、放射線などの対象業務
何を設備、測定、教育、健診、表示、記録など
どの条件で対象物質、作業方法、労働者数、作業場所など
いつ・何回測定、検査、健診等の頻度
どれだけ保存する測定・健康診断等の記録保存期間

関係法令は数字だけを暗記すると混同しやすいため、「何の制度についての数字か」までセットで覚えてください。

労働衛生・有害業務は5段階でつなげる

労働衛生側は、有害物質や有害要因の名前を覚えるだけでは不十分です。正式な試験範囲にも、作業環境要素、職業性疾病、作業環境管理、作業管理、健康管理が含まれています。

段階 確認すること
1.有害要因何が有害なのか。物質・粉じん・騒音・有害光線など
2.健康影響どの臓器や身体機能に、どのような障害を起こすか
3.作業環境管理密閉、局所排気、換気、測定など環境側でどう減らすか
4.作業管理作業方法、ばく露時間、保護具など労働者側でどう減らすか
5.健康管理特殊健康診断、生物学的モニタリングなどでどう確認するか

同じ有害要因を関係法令と労働衛生の両面から整理する

たとえば一つの有害物質について、健康影響や職業性疾病は労働衛生で扱い、設備義務や作業環境測定、健康診断などの法的な条件は関係法令で確認します。試験上は2つの範囲に分かれていますが、学習するときは同じ有害要因に関する知識を関連付けて整理すると理解しやすくなります。

第二種で勉強した3科目を最初からやり直す必要はない

特例第一種で試験対象になるのは有害業務に係る2範囲です。第二種で学んだ有害業務以外の関係法令・労働衛生や、労働生理を改めて試験対策の中心にする必要はありません。

ただし、有害業務の健康影響を理解するときに人体の知識を確認するなど、第二種で学んだ内容を補助的に参照することはあります。試験範囲外の内容を完全に忘れるという意味ではなく、学習時間の中心を有害業務20問へ移すと考えてください。

過去問は第一種の問1〜20を使う

特例第一種の過去問対策では、第一種衛生管理者の公式公表試験問題を利用できます。公表問題では特例受験者が解答する範囲が示されているため、その範囲だけを使って演習できます。

最初は20問すべてを解き、2周目は△・×、3周目は残った×へ対象を絞ります。関係法令と労働衛生を別々に採点し、どちらか一方だけが3問以下になっていないかも確認してください。

通常第一種の5範囲を含めた勉強方法を確認したい場合は、第一種衛生管理者の勉強法も参考になります。

第一種衛生管理者の5範囲の勉強法を確認する →

特例第一種を通信講座で対策するなら、現在の受講状況で選ぶ

特例第一種は20問に試験範囲が絞られているため、公表試験問題と教材を使って自分で対策することもできます。通信講座の受講は必須ではありません。

一方、有害業務だけを効率よく学びたい、動画講義や模擬試験までまとめて利用したい場合は、特例第一種専用講座や、現在使っている講座から追加学習する方法を比較できます。

新規で特例第一種専用講座を選ぶなら3社を比較

講座 特例第一種 主な構成 比較ポイント
LEC 10,190円 Web動画・音声DL・スマホ
全5回・計5時間
3社では価格が低い。テキスト代込み・入会金不要
アガルート 12,980円 約5時間
総合講義 約3.5時間+模擬試験 約1.5時間
テキスト・過去問集・模擬試験・一問一答問題集各1冊。視聴180日
ウェルネット 19,800円 オンライン/DVD 教材一式・質問サポート。オンラインは動画・質問期間4か月

※2026年10月10日確認。料金、販売期間、教材、講義時間、受講期間等は変更される場合があります。申込み前に各社公式サイトで最新情報をご確認ください。

価格だけならLECが低い一方、アガルートは総合講義だけでなく模擬試験まで約5時間で構成され、過去問集・一問一答問題集も含まれます。ウェルネットはオンラインとDVDから選択でき、教材一式と質問サポートも利用できます。

特例第一種を講義+模試までまとめて対策したい人

アガルートの特例第一種対策講座は、約5時間の総合講義・模擬試験に加え、過去問集や一問一答問題集も含まれます。

アガルート

SATの第二種講座を受講済みなら特例第一種の追加教材を確認する

SATには「衛生管理者講座 特例第一種」があります。ただし、誰でも単独で購入できる講座ではなく、SATの第二種衛生管理者講座を購入した人向けの追加教材です。

SAT 特例第一種 税込価格
eラーニング講座6,380円
DVD講座8,580円
eラーニング+DVD講座10,780円

教材には過去問題集10回分、解答解説集などがあり、eラーニングでは動画視聴、講義音声ダウンロード、講師への質問、確認問題などを利用できます。

SATの第二種衛生管理者講座を購入していない人は、この追加教材を単独で注文できません。新規で特例第一種だけを対策したい場合は、アガルート・LEC・ウェルネットなどの専用講座と分けて考えてください。

SATの特例第一種追加教材の詳細を確認する →

SATで第二種を学んだ人

SATの第二種講座を利用している人は、特例第一種の追加教材も確認できます。衛生管理者講座の最新情報はこちらです。

SAT

特例専用ではないが、低価格でオンライン学習するならオンスク.JPも比較できる

オンスク.JPは特例第一種専用講座ではありません。第一種・第二種に対応する衛生管理者のオンライン通信講座です。

ただし、第一種向けの労働衛生・関係法令も収録されているため、特例第一種で必要になる有害業務部分をオンラインで学ぶ選択肢として比較できます。

講義動画は全50回・約4.5時間、練習問題は536問で、月額プランは1,078円または1,628円です。特例第一種の20問だけに絞った専用講座ではないため、必要な範囲を自分で選びながら学習する前提になります。

低価格で有害業務の範囲をオンライン学習したい人

オンスク.JPは特例第一種専用ではありませんが、第一種の労働衛生・関係法令をオンラインで学習できます。

オンスク.JP

講座選びを整理すると

新規で特例第一種専用講座を使いたい → アガルート・LEC・ウェルネット

SATの第二種講座を受講済み → SATの特例第一種追加教材

特例専用でなくても低価格でオンライン学習したい → オンスク.JP

公表問題と教材を自分で管理できる → 無理に通信講座を使う必要はありません

特例第一種の申し込みで必要なもの

特例第一種を受験するときは、第二種衛生管理者免許証の写しを添付します。通常第一種の受験資格を証明する卒業証明書や事業者証明書などは、特例受験では不要と案内されています。

書面で申請する場合は、免許試験受験申請書のA欄上部に「特例」と赤字で記入するよう案内されています。第一種衛生管理者試験はオンライン完結型申請にも対応しているため、オンラインで申し込む場合は申請画面の最新案内に従って必要書類を添付してください。

特例第一種の申請チェック
  • □ 第二種衛生管理者免許が交付されている
  • □ 第二種衛生管理者免許証の写しを用意した
  • □ 現住所と免許証の住所が異なる場合の追加確認をした
  • □ 書面申請なら「特例」の記入を確認した
  • □ 希望する試験日の受付状況を確認した
  • □ オンライン申請の場合は最新の申請画面・添付方法を確認した

通常の受験申請手順や受付期間は、申し込み方法の記事で詳しく整理しています。

衛生管理者試験の申し込み方法を確認する →

試験日程・会場・試験時間を確認する →

特例第一種に合格した後は第一種免許を申請する

特例第一種は試験区分の名称であり、合格しただけで自動的に第一種衛生管理者免許証が届くわけではありません。試験合格後は、第一種衛生管理者免許の申請手続きを行います。

合格後の免許申請は、必要書類や手数料、申請方法を確認したうえで進めてください。

衛生管理者の免許申請方法を確認する →

特例第一種衛生管理者試験でよくある質問

第二種衛生管理者試験に合格したら、すぐ特例第一種を受けられますか?

特例第一種の対象は、第二種衛生管理者免許を受けた人です。受験申請時にも第二種免許証の写しが必要なので、第二種試験の合格だけではなく、免許交付まで済ませてから確認してください。

特例第一種は何問ですか?

有害業務に係る関係法令10問と労働衛生10問の計20問です。満点は160点、通常の試験時間は2時間です。

12問正解すれば必ず合格ですか?

合計12問だけでは足りません。関係法令・労働衛生の両方で40%以上、通常なら各4問以上を確保したうえで、合計12問以上が必要です。

労働生理は勉強しなくてもよいですか?

特例第一種の試験科目に労働生理は含まれません。試験対策の中心にする必要はありませんが、有害物質の健康影響を理解するときに人体の基礎知識を参照することはあります。

第二種で勉強した関係法令や労働衛生も復習すべきですか?

特例第一種で出題されるのは有害業務に係る範囲です。有害業務以外の範囲を最初からやり直すより、新しく追加される有害業務の2範囲へ学習時間を集中する方が試験範囲に合っています。

特例第一種だけの合格率は何%ですか?

安全衛生技術試験協会の年度別統計では、第一種・第二種の合格率は掲載されていますが、特例第一種だけを独立させた合格率は公表されていません。非公式な推定値と公式統計は分けて考えてください。

特例第一種の過去問はどこにありますか?

安全衛生技術試験協会が公開する第一種衛生管理者の公表試験問題を利用できます。特例受験者が解答する範囲が示されているため、その範囲を使って演習してください。

SATの特例第一種追加教材は誰でも購入できますか?

いいえ。SATの特例第一種追加教材は、SATの第二種衛生管理者講座を購入した人向けです。新規で特例第一種だけを対策したい場合は、特例第一種専用講座を別に比較してください。

オンスク.JPは特例第一種専用講座ですか?

特例第一種専用ではありません。第一種・第二種対応の衛生管理者講座です。ただし、第一種向けの労働衛生・関係法令も含まれているため、有害業務部分をオンラインで学ぶ選択肢として比較できます。

特例第一種に合格すると「特例第一種免許」になるのですか?

いいえ。特例は受験方法の区分です。合格後に免許申請を行い、第一種衛生管理者免許の取得を目指します。

まとめ|第二種免許を取ったら有害業務20問へ学習を切り替える

特例第一種衛生管理者免許試験は、第二種衛生管理者免許を受けた人が第一種へ進むときに利用できる試験区分です。通常第一種44問のうち、有害業務に係る関係法令10問と労働衛生10問の計20問へ試験範囲が絞られます。

勉強では、第二種の3科目を最初からやり直すのではなく、有害業務の2範囲へ学習の中心を移します。関係法令は「誰が・何を・どの条件で」、労働衛生は「有害要因→健康影響→作業環境管理→作業管理→健康管理」の流れで整理すると知識をつなげやすくなります。

過去問では2範囲を別々に採点し、まず両方4問以上を安定させてから合計12問以上を目指してください。第二種免許証の準備と受験申請方法も早めに確認しておくと、学習から受験までをスムーズにつなげられます。

この記事で確認した主な一次資料

講座比較で確認した公式ページ

情報確認日:2026年10月10日。本記事の「2範囲学習マップ」、○△×、A・B・Cの優先度、有害業務の整理方法は公式の勉強法ではなく、当サイトが学習管理のために整理したものです。公表試験問題の設問文・選択肢は転載せず、正式な試験範囲と公表問題から確認できるテーマを抽象化して記載しています。制度・申請方法・法令、講座の料金・教材・提供条件は変更される場合があるため、受験・申込み時には最新の公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人

薬剤師・中小企業診断士。医療系企業で人事部長・経営企画部長を経験。人材採用や組織運営、経営企画の実務経験を背景に、衛生管理者の受験・資格選択を公的な一次資料・公式情報を確認しながら整理しています。

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