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衛生管理者は、通信講座を受講しなければ受験できない資格ではありません。安全衛生技術試験協会では受験資格や試験科目、合格基準、公表試験問題が公開されているため、市販教材と問題演習を使って独学で合格を目指すこともできます。
ただし、独学できる資格だからといって、すべての人に独学が向いているわけではありません。会社から取得期限を指定されている場合や、自分で学習計画を組むのが難しい場合は、通信講座を利用して試行錯誤を減らす方が合理的なこともあります。
この記事では「独学できるか」ではなく、自分の条件なら独学と通信講座のどちらが合理的かを判断できるように整理します。読み終わった時点で、独学で始めるのか、通信講座を比較するのか、まず会社へ確認するのかを決められることを目標にしています。
- 第一種・第二種とも独学で合格を目指せます
- 通信講座の受講は衛生管理者試験の受験条件ではありません
- 独学向きかは残り期間・学習管理・教材選び・疑問解決・現在の進み具合で判断します
- 会社から期限を指定されている人は、独学か講座かを早めに決める方が安全です
- 通信講座を使うと決めたら、動画+問題演習、短期性、費用のどこを重視するかで候補を絞ります
- 会社負担や教育訓練給付を使える場合は、自己負担額だけでなく学習時間も含めて比較します
- 迷う場合は独学で始め、問題演習の結果を見て講座へ切り替える方法もあります
この記事は、運営者自身の衛生管理者試験の受験体験や通信講座の受講体験を根拠にした記事ではありません。安全衛生技術試験協会などの公的・公式情報を確認したうえで、医療系企業で人事部長・経営企画部長として社員教育や資格取得を考えてきた経験から、会社員が学習方法を選ぶ際の判断軸を整理しています。
制度上の事実と、独学・通信講座の選び方に関する編集上の判断は分けて記載します。
- 衛生管理者を独学で目指せる理由
- 独学と通信講座を分ける5つの判断条件
- 公式の合格率を独学判断にそのまま使えない理由
- 独学から始めやすい人と通信講座を比較したい人の違い
- 独学を選んだ場合の具体的な勉強の進め方
- 独学で失敗しやすい5つのパターン
- 途中から通信講座へ切り替える判断基準
- 会社から取得を求められた場合に先に確認すること
- 通信講座を使う場合にSMART・SAT・オンスク.JPをどう使い分けるか
独学か通信講座かは5つの条件で判断する
最初に結論を出したい方は、次の5項目を確認してください。点数を付けて機械的に判定する表ではありませんが、自分がどこで困りそうかを整理できます。
| 確認項目 | 独学から始めやすい | 通信講座も比較したい |
|---|---|---|
| 試験までの期間 | 学習期間に余裕がある | 会社から短い期限を指定されている |
| 学習管理 | 試験日から逆算して予定を作れる | 何から始めるか迷って止まりやすい |
| 教材選び | 自分で教材を比較して決められる | 教材選びの時間を減らしたい |
| 疑問の解決 | 教材や公式資料から自分で調べられる | 質問できる環境が必要 |
| 現在の進み具合 | 問題演習まで継続できている | 独学で停滞した、または一度不合格になった |
試験までの残り期間、自分で学習管理できるか、分からない内容を自力で解決できるかの3点に大きな問題がなければ、最初から数万円の通信講座へ申し込まず独学から始める方法も合理的です。
一方で期限が短く、勉強のやり直しを避けたい人は、受講料だけでなく試行錯誤に使う時間も含めて比較してください。
試験までの期間、週に取れる勉強時間、学習管理のしやすさ、会社の費用補助、これまでの受験経験などから、独学で進めやすいか、通信講座も比較する合理性があるかを整理できます。
通信講座への申込みを前提に判定しません。「まず独学」「独学と講座の両方を比較」「講座比較の合理性が高い」など、回答条件に応じて結果が変わります。
まだ第一種と第二種のどちらを受験するか決まっていない場合は、勉強方法を決める前に資格区分を確認します。

衛生管理者は独学でも合格を目指せる
第一種・第二種衛生管理者試験の受験資格には複数の区分がありますが、通信講座や資格スクールの受講を必須とする条件はありません。また、安全衛生技術試験協会では試験科目や合格基準のほか、公表試験問題も公開されています。
2026年9月26日時点では、第一種・第二種衛生管理者について令和8年4月掲載分と令和7年10月掲載分の公表試験問題を確認できます。公表問題を使って出題形式を確認し、市販教材や問題集へ戻りながら弱点を修正できる人であれば、独学という選択肢が成立します。
公表試験問題があり、受講必須の講習もないからといって、全員が独学を選ぶ必要はありません。独学では教材選び、学習順序、復習、疑問解決まで自分で管理します。その負担を自分で引き受けられるかが判断の分かれ目です。
合格率が約半分でも「独学なら半分受かる」とは言えない
衛生管理者について調べると、合格率が比較的高いことから独学でも簡単と説明されることがあります。2026年9月26日時点で公表されている令和7年度の全国結果は次のとおりです。
| 試験 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第一種衛生管理者 | 66,401人 | 31,046人 | 46.8% |
| 第二種衛生管理者 | 40,653人 | 19,796人 | 48.7% |
この数字は独学者だけの合格率ではありません。通信講座を利用した人や会社の学習支援を受けた人も含む受験者全体の結果です。そのため、第一種の合格率46.8%を「独学でも46.8%が合格する」と読み替えることはできません。
反対に、合格率が50%を下回っているから通信講座が必要とも言えません。合格率は試験全体を見る材料として使い、自分に合う学習方法の判断とは分けて考える方が適切です。
- 合格率は独学者だけの数字ではありません
- 第一種と第二種では試験範囲が異なります
- 受験者の知識や学習環境も同じではありません
- 合格率だけで独学・通信講座を決めない方がよいでしょう
第一種・第二種の難易度や合格率を詳しく確認したい場合は、次の記事で年度別の見方まで整理しています。

独学から始めやすい人の4つの特徴
試験日まで学習期間を確保できる
独学では教材を選び、試験範囲を確認してから問題演習へ進みます。苦手分野が見つかれば学習計画も修正するため、ある程度の余裕がある方が進めやすくなります。試験日までの期間が短いほど、教材選びや勉強方法を試す時間そのものが負担になります。
何時間程度を確保するか迷う場合は、勉強時間の記事で第一種・第二種の学習計画を具体化できます。

自分で学習計画を作り、遅れたら修正できる
独学で重要なのは、難しい内容を理解できることだけではありません。いつまでにインプットを終えるか、いつから問題演習へ移るかを自分で決め、予定より遅れた場合に組み直せることも必要です。
仕事をしながら受験する場合は、平日と休日で実際に確保できる時間を確認します。生活の中へ学習を組み込めるなら、独学でも進めやすくなります。

分からない内容を自分で調べられる
独学では、分からない問題が出てもすぐ講師へ質問できるとは限りません。テキストの該当箇所へ戻る、解説の詳しい問題集を見る、公的な資料を確認するといった方法で疑問を解消できる人は独学との相性がよいでしょう。
問題演習を繰り返せる
衛生管理者の勉強では、教材を読むだけでなく問題を解いて理解できていない箇所を見つけることが重要です。間違えた理由を確認して教材へ戻り、もう一度解くという反復を続けられるなら、通信講座がなくても学習を回しやすくなります。
通信講座を比較した方がよい人の5つの特徴
会社から取得期限を指定されている
通信講座を検討する理由として分かりやすいのが、会社から短い取得期限を指定されているケースです。期限が短いときは、受講料を節約することより教材選びや学習順序の試行錯誤を減らす方が合理的な場合があります。
ただし、会社から取得を求められたからといって先に個人で講座へ申し込むのは避けた方がよいでしょう。会社指定講座や資格取得支援制度がある場合は、事前承認なしで購入すると精算対象外になる可能性があります。

何から勉強すればよいか決めるだけで時間がかかる
独学ではテキスト、問題集、学習順序、復習方法まで自分で決めます。この準備に時間を使いすぎて勉強そのものが始まらない場合は、カリキュラムが用意された通信講座を利用する価値があります。
文章だけより動画や音声の方が理解しやすい
関係法令や労働生理をテキストだけで理解しにくい人もいます。動画や音声で説明を聞いた方が理解しやすいのであれば、紙教材だけに限定する必要はありません。通信講座には動画中心、紙教材中心、両方を組み合わせるタイプがあります。
たとえば、SMART合格講座はスマートフォンで講義動画とSMART答練を進められ、SATはeラーニングに紙教材・過去問題集・質問機能を組み合わせています。オンスク.JPは月額制で始めやすく、動画とWeb問題演習を中心に進められます。「動画があるか」だけでなく、その後の問題演習まで同じ環境で続けやすいかを確認すると比較しやすくなります。
質問できる環境が必要
分からない箇所を放置しやすい人は、質問サービスのある講座を比較する価値があります。ただし、質問回数や回答方法は講座によって異なります。添削の有無も含めて確認してください。
独学で停滞した、または一度不合格になった
一度うまくいかなかったからといって、必ず通信講座へ切り替える必要はありません。勉強時間不足なのか、問題演習不足なのか、特定分野だけ弱いのかを確認します。原因が分かって自分で修正できるなら独学を続けられます。
何を直せばよいか分からない場合や、同じ方法を続けても改善しない場合は、学習方法そのものを変える選択肢として通信講座を検討できます。

独学と通信講座を7項目で比較
| 比較項目 | 独学 | 通信講座 |
|---|---|---|
| 費用 | 市販教材代を中心に抑えやすい | 月額型から数万円の講座まで幅がある |
| 教材選び | 自分で選ぶ | 必要な教材がまとまっている講座が多い |
| 学習順序 | 自分で組む | カリキュラムに沿って進めやすい |
| 動画講義 | 教材による | 動画中心の講座を選べる |
| 質問 | 原則として自分で調べる | 質問制度がある講座もある |
| 添削・進捗管理 | 自分で管理する | 添削や進捗機能がある講座もある |
| 向きやすい人 | 自分で計画と修正ができる | 時間や判断の負担を減らしたい |
費用だけを比べれば独学が有利になりやすい一方、通信講座の受講料には教材そのものだけでなく、教材を選ぶ手間や学習順序を考える手間を減らす価値も含まれます。質問や添削が必要な人にとっては、その環境も比較対象です。
主要10社の料金、教材、動画、質問、添削、受講期間を同じ基準で比較しています。通信講座を使うと決めてから確認すれば十分です。

料金だけを先に確認したい場合は、10社の料金比較記事へ進んでください。

独学を選ぶなら最低限そろえたい4つのもの
独学を選ぶ場合も、教材を大量に買う必要はありません。まずは次の4つをそろえ、同じ教材を繰り返せる状態を作ります。
| 用意するもの | 役割 |
|---|---|
| 現在の試験範囲に対応した基本教材 | 知識を体系的に確認する |
| 問題集 | 理解できていない論点を見つける |
| 公式の公表試験問題 | 実際の出題形式を確認する |
| 間違いを記録する方法 | 同じ弱点を繰り返さない |
不安になるたびに教材を追加すると、どれも中途半端になりやすくなります。基本教材と問題演習を一度決めたら、足りない論点が明確になるまでは教材を増やしすぎない方が管理しやすいでしょう。
独学で進める5ステップ
独学を選んだ場合は、次の順番で進めると「テキストを読むだけ」で終わりにくくなります。
第一種・第二種のどちらを受けるかを決め、受験資格を確認します。そのうえで受験する時期を決めます。試験日が決まらないまま勉強を始めると、学習期間が伸びやすくなります。
最初から細部を完璧に覚えようとせず、試験範囲全体を一度通します。第一種は有害業務に係る範囲も含むため、自分がどこで時間を使いそうか確認します。
教材を読み終えることだけを目標にせず、ある程度進んだら問題を解きます。正解・不正解より、どの論点を理解できていないかを見つけることが目的です。
問題を解いたあとに弱点へ戻ります。関係法令や労働生理など、同じ種類の間違いが続く場合はその分野をまとめて復習します。
本番に近い形式で問題を解き、科目ごとの弱点を確認します。結果を見て独学を続けるか、質問や講義が必要かも判断します。
教材を買う前に受験資格を確認してください。学歴だけでなく労働衛生の実務経験や必要書類も確認します。

独学で失敗しやすい5つのパターン
| 失敗パターン | 起こりやすいこと | 修正方法 |
|---|---|---|
| 教材を増やしすぎる | どの教材も中途半端になる | 基本教材と問題集を絞る |
| 試験日を決めない | インプットだけが長く続く | 受験日から逆算する |
| テキストを読むだけ | 問題で選択肢を判断できない | 早めに問題演習へ移る |
| 合計60%だけを見る | 苦手科目を捨てすぎる | 科目ごとの基準も意識する |
| 古い情報だけで勉強する | 制度や法令の変更を見落とす | 現行教材と公式情報を確認する |
安全衛生技術試験協会では、学科試験の合格基準を科目ごとに40%以上、かつ合計60%以上としています。第一種で範囲が分かれている科目は範囲ごとに40%以上が必要です。
得意科目だけで点数を稼ぎ、苦手科目をほとんど捨てる勉強方法には注意してください。
独学で始めて途中から通信講座へ切り替えてもよい
独学と通信講座は、試験勉強を始める前にどちらか一方へ固定する必要はありません。最初は独学で始め、問題演習の結果や学習ペースを見て必要なら講座へ切り替える方法もあります。
切り替えを検討したいのは、次のような状態です。
| 状態 | まず確認すること | 講座を比較する目安 |
|---|---|---|
| 予定より勉強が進まない | 確保時間が足りているか | 計画を作り直しても遅れが縮まらない |
| 同じ分野で何度も間違える | 教材の解説で理解できるか | 説明を聞いた方が理解しやすい |
| 疑問を解消できない | 公式資料や別解説で解決できるか | 質問環境が必要 |
| 試験日が迫っている | 残り時間で必要量を確保できるか | 試行錯誤する余裕がない |
| 一度不合格になった | 不合格の原因を特定できるか | 原因が分からず同じ勉強を繰り返している |
重要なのは「独学で始めたから最後まで独学」と決めないことです。反対に、一度不合格だったから必ず通信講座へ移る必要もありません。問題点を自分で特定し、修正できるかで判断します。
試験まで1〜2か月しかない場合は先に時間を計算する
残り期間が短い場合は、独学か通信講座かを感覚で決めるより、試験日までに確保できる時間を先に計算した方が判断しやすくなります。平日に何分、休日に何時間使えるのかを出したうえで、問題演習まで回せるかを考えます。
1か月・2か月での学習を想定する場合は、短期講座だけを見るのではなく、現在の知識量と学習時間を確認してください。

会社から衛生管理者を取るよう言われた人は、講座を買う前に会社へ確認する
会社から取得を求められた人は、個人で一番安い勉強方法を探す前に会社側の条件を確認します。費用を全額会社が負担する場合と、すべて自己負担の場合では、同じ講座でも本人にとっての負担が大きく変わります。
| 会社へ確認すること | 独学・講座選びへの影響 |
|---|---|
| 第一種・第二種の指定 | 必要な教材・講座が変わる |
| 取得期限 | 独学で試行錯誤できる期間が変わる |
| 受験料の負担 | 本人の総負担額が変わる |
| 教材・通信講座費の補助 | 講座を使う経済的ハードルが変わる |
| 指定講座・事前承認 | 個人で先に購入しない方がよい場合がある |
| 再受験時の扱い | 一度で合格できなかった場合の負担が変わる |
独学か通信講座かを決める前に、会社が必要とする資格区分、期限、費用負担、取得後の役割を確認してください。

教育訓練給付を使えるなら自己負担額も確認する
通信講座の中には、一般教育訓練給付の対象として案内されている講座があります。ただし、対象講座であれば誰でも自動的に給付を受けられるわけではありません。本人側の雇用保険の加入歴など支給要件も確認します。
給付制度を利用できる場合は、通常価格だけではなく実質的な自己負担額で独学と通信講座を比較できます。会社補助との扱いも勤務先の制度を確認してください。
投稿が見つかりません。通信講座を使うなら何を比較する?
通信講座を使うと決めたあとも、ランキングだけで選ぶ必要はありません。第一種・第二種への対応に加えて、料金、教材形式、問題演習、質問、添削、スマートフォン対応、利用期間を確認します。
| 比較項目 | 確認するポイント |
|---|---|
| 資格区分 | 第一種・第二種・特例第一種のどれに対応するか |
| 料金 | 通常価格、教材費、追加費用まで含めて確認する |
| 教材形式 | 動画、紙教材、Web教材のどれが中心か |
| 問題演習 | 過去問題や確認問題を十分に回せるか |
| 質問・添削 | 回数や方法、利用条件を確認する |
| 学習環境 | スマホで進められるか、音声DLがあるか |
| 利用期間 | 試験日まで使えるか |
通信講座を使うと決めたら、まず3タイプを比較する
独学ではなく通信講座を使うと決めた段階では、すべての講座を一から比較する必要はありません。まず、自分が講座へ求める役割を決めると候補を絞りやすくなります。
| 重視すること | 比較候補 | 確認しやすい特徴 |
|---|---|---|
| 動画と問題演習を一体で進めたい | SMART合格講座 | スマホ学習、SMARTビデオ+SMART答練、視聴3年間 |
| 短期間で全体を回し、紙教材も使いたい | SAT | eラーニング+冊子教材、質問機能、最短7日の学習モデル |
| 費用を抑えてスマホ中心で始めたい | オンスク.JP | 月額制、動画+Web問題演習、初期費用・入会金なし |
この3社だけで全員の候補が決まるわけではありません。紙教材・添削を重視するならユーキャン、短期オンラインならアガルート、買い切り価格を抑えたいならCICやLECなども比較対象です。10社全体は通信講座10社比較で確認できます。
SMART合格講座|動画から答練までスマホ中心で進めたい人
SMART合格講座は、講義動画の「SMARTビデオ」と問題演習の「SMART答練」を組み合わせたオンライン講座です。第一種は29,700円、第二種は25,300円で、公式ではスマートフォンでの動画視聴、進捗確認、復習チェック、音声ダウンロード、メモ機能などを案内しています。視聴期間は申込日から3年間です。
独学で止まりやすい原因が「何を見て、次に何を解くかを自分で組み立てること」にあるなら、動画と答練を同じ講座内で進められる点は比較しやすい条件です。一方、紙教材への書き込みや個別質問を最優先する人は、ほかの講座も比較してください。
- スマホ中心で学習したい
- 動画を見た後にそのまま問題演習へ進みたい
- 通勤・休憩時間などのスキマ時間も使いたい
- 受験日が延びても長く利用できる講座を選びたい
SAT|短期学習と紙教材を組み合わせたい人
SATは、eラーニング講座でも冊子教材や過去問題集が付属し、講義音声ダウンロード、講師への質問、確認問題などを利用できます。公式では、知識ゼロから1日3時間の学習で最短7日間で合格ライン到達を目指す学習モデルを案内しています。
「7日で合格を保証する」という意味ではありませんが、会社から短い期限を指定され、動画だけでなく紙教材や過去問題集も使って集中的に進めたい人は比較しやすい講座です。
オンスク.JP|まず低コストでオンライン学習を試したい人
オンスク.JPは定額受け放題型で、月額ライトプラン1,078円、スタンダードプラン1,628円です。スマートフォンから講義動画を見ながら学習でき、スタンダードでは復習機能やダウンロード教材なども利用できます。
最初から数万円の買い切り講座へ申し込むことに迷いがあり、まず低コストで動画・Web学習が自分に合うか試したい人には比較しやすい選択肢です。月額制なので、何か月利用する予定かまで含めて総額を考えてください。
主要10社を同じ比較軸で確認したい方は総合比較へ、費用だけ先に比較したい方は料金比較へ進んでください。


保存用|独学か通信講座かを決める最終チェックリスト
学習方法を決める前や、独学を続けるか迷ったときに確認してください。全部にチェックが付く必要はありません。自分がどこで困っているかを見つけるための一覧です。
- □ 第一種・第二種のどちらを受験するか決まっている
- □ 受験資格を確認している
- □ 試験日または受験する時期を決めている
- □ 週に確保できる勉強時間を把握している
- □ 基本教材と問題集を決めている
- □ 公表試験問題の場所を確認している
- □ 分からない問題を自分で調べる方法がある
- □ 問題演習まで継続できそう
- □ 会社から短い取得期限を指定されている
- □ 教材を選ぶだけで勉強開始が遅れている
- □ 動画で説明を聞いた方が理解しやすい
- □ 質問できる環境がないと疑問を放置しやすい
- □ 何度計画を立てても学習が進まない
- □ 一度不合格になり、原因を特定できていない
- □ 会社が受講料を負担・補助してくれる
- □ 教育訓練給付の対象となる可能性がある
独学側の準備ができているなら、まず独学で始めても構いません。通信講座側のチェックが多い場合は、費用だけでなく学習を止めている原因を解消できる講座があるか比較してください。
衛生管理者の独学でよくある質問
- 第一種衛生管理者も独学で合格を目指せますか?
-
独学で合格を目指せます。第一種は第二種より試験範囲が広く、有害業務に係る労働衛生と関係法令も含まれますが、通信講座の受講が受験条件ではありません。残り期間と自分で学習管理できるかを確認して判断してください。
- 第二種衛生管理者なら独学で十分ですか?
-
第二種は第一種より試験範囲が狭いものの、すべての人に独学が適しているわけではありません。試験までの期間、学習管理、質問環境の必要性で判断します。
- 公表試験問題だけ勉強すれば大丈夫ですか?
-
公表試験問題は重要な学習材料ですが、問題だけで必要な知識を体系的に理解できるとは限りません。問題を解き、間違えた論点を基本教材へ戻って確認できる学習環境を作る方が進めやすいでしょう。
- 試験まで1か月しかなくても独学で大丈夫ですか?
-
第一種・第二種、現在の知識量、1日に確保できる学習時間によって変わるため一律には判断できません。残り期間が短いほど試行錯誤できる時間が少なくなるため、早い段階で問題演習を行い独学で進め切れるか確認してください。
- 通信講座を使えば合格しやすくなりますか?
-
通信講座を利用しただけで合格が保証されるわけではありません。教材選びや学習順序を任せたい、動画で理解したい、質問環境が必要といった自分の課題を解決できるかで判断してください。
- 独学で一度落ちたら通信講座を使うべきですか?
-
必ず切り替える必要はありません。勉強時間不足、問題演習不足、特定科目の弱点など原因を特定して修正できるなら独学を続けられます。原因が分からない場合や計画を立て直せない場合は通信講座も比較してください。
- 会社から取れと言われた場合は通信講座を使った方がよいですか?
-
会社から取得を求められたことだけで通信講座が必要とは限りません。まず資格区分、取得期限、費用負担、会社指定講座の有無を確認します。短期間での取得が必要で会社が費用を負担する場合は、通信講座を利用する合理性が高くなることがあります。
まとめ|独学か通信講座かは「自分がどこで困るか」で決める
衛生管理者は、第一種・第二種とも独学で合格を目指せます。公式の公表試験問題も利用できるため、自分で教材を選び、問題演習を続けながら学習計画を修正できる人は、無理に通信講座へ申し込む必要はありません。
一方で、会社から短い取得期限を指定されている人や、教材選び・学習管理・疑問解決で止まりやすい人は通信講座を比較する価値があります。講座代は教材を買う費用だけではなく、学習の試行錯誤を減らすための費用と考えると判断しやすくなります。
通信講座を使う場合も、全員に同じ講座が適しているわけではありません。動画と答練を一体で進めたいならSMART、短期学習と紙教材を組み合わせたいならSAT、まず低コストでオンライン学習を試したいならオンスク.JPというように、自分が独学で困っている部分を補える講座を選んでください。
迷う場合は、まず基本教材と問題演習で独学を始めても構いません。結果を見て自分で修正できるなら継続し、計画が崩れる、理解できない、期限に間に合わない場合は通信講座へ切り替える方法があります。
講座を使うと決めた:主要10社を料金・教材・サポートで比較します。

まだ会社との条件が決まっていない:資格区分、期限、費用負担を先に確認します。

試験日から勉強時間を逆算したい:第一種・第二種の学習計画を作ります。

この記事で確認した主な一次資料
- 公益財団法人 安全衛生技術試験協会|第一種・第二種衛生管理者の紹介・受験資格
- 公益財団法人 安全衛生技術試験協会|統計
- 公益財団法人 安全衛生技術試験協会|公表試験問題
- 公益財団法人 安全衛生技術試験協会|免許試験についてよくあるご質問
- 全日本情報学習振興協会|衛生管理者 SMART合格講座
- SAT|衛生管理者講座
- オンスク.JP|衛生管理者 オンライン通信講座
情報確認日:2026年10月3日。試験制度や公表問題、講座内容・料金は変更される場合があります。受験申請や講座申込みの前には公式の最新情報をご確認ください。
